私たちは、第7回クイチャーフェスティバルに初参加。その年から「創作クイチャー」への取り組みをスタートさせ、毎年新しいチャレンジを続けてきた。

2016年、元THE BOOMの宮沢和史さんと、クイチャーフェスティバル初代実行委員長の下地暁さんとの共作で「みるく世ぬ声合」(クイチャーフェスティバルのテーマソング)が誕生し、第15回クイチャーフェスティバル で初披露した。

その楽曲と踊りを元に、宮古島の伝統芸能「声合(クイチャー)」を周知する活動として、島内外の学校やエイサー団体などに演舞指導を定期的に行い、2018年には宮沢和史さんと共にアルゼンチンでクイチャーのワークショップも実現。それがきっかけとなり、「クイチャーを世界へ」という目標も掲げてきた。

その活動の新しい取り組みとして、昨年(一社)宮古島観光協会と連携し、 「みるく世ぬ声合~想いのたね~」のを制作。これは、観光庁サステナブルな観光に資する好循環の仕組みづくりモデル事業の一環としての取り組みで実現した。

より多くの人に宮古島の伝統芸能「声合」を知ってもらい、興味を持ってもらう事を目的にし、「枠を大きく越え、よりかっこよく」をテーマに楽曲や衣装もこだわって進めてきたこの作品には、島の多くのストーリーや想いが込められている。

また、振りの一部では、島の宝物の一つ「宮古上布」の作業工程表現。これまで先人から受け継いできたものを再認識し、感謝の気持ちを持ち続けたいという願いを込め新しい視点で創作した。

島内の皆さんや若い世代の方々にも是非見た頂きたい作品です。

どうぞ、私たちの新たなチャレンジ、「みるく世ぬ声合~想いのたね~」をご覧ください。

今回の取り組みにご協力頂きました全ての方へこの場をお借りし、感謝申し上げます

島内外の方に観て頂きたい、宮古島の情報サイト
「宮古島観光協会公式情報サイト Meets More Miyakojima」
https://miyako-island.net/news
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